12月18日(火)、田村市教育委員会からの依頼でパラスポーツ体験教室を行いました。 田村市は東京オリンピック・パラリンピック陸上のネパール代表選手のホストタウンとなっており、今回初めてパラリンピックの代表候補選手が来日しました。 ネパールには競技用車いすがなく、競技場も整備されていないそうで、選手は初めてレーサーに乗ってトレーニングができました。 いつもは生活用車いすで練習しているそうなので、レーサーで走る疾走感、広々とした競技場で練習できる喜びを味わっていただけたようです。 視覚障害のある選手に対しては、コミュニケーションを取るために言葉の違いや身振り手振りでどれだけコミュニケーションを取ることができるか、どうすれば伝えることができるか、私たちスタッフの方が勉強になりました。 トレーニングしている場所は違くとも、陸上を通して交流を持つことができたことは、協会にとっても良い経験となりました。 田村市の美山小学校ではネパールの選手と児童の皆さんで「パラスポーツ体験」を行いました。 ボッチャは小学生に分かりやすく、言葉が通じなくてもゲームをしながらコミュニケーションが取れる競技です。 ジャックボールに近づけば、みんなが喜べる競技で、パラリンピックの正式種目にも入っているので、もってこいの競技だったと思います。 今回の事業を主催した田村市教育委員会の皆さんも、子どもたちの反応を見て「パラリンピック」や「パラスポーツ」に関心を持ってくださり、これからも継続して事業を展開していきたいという嬉しい感想をいただきました。 福島パラ陸上競技協会としても、国際交流ができたり、子どもたちにパラスポーツの魅力を伝えることができたり、メディアにも取り上げていただいて、田村市の皆さんからのご支援ご協力に感謝しております。 これからも田村陸上競技場を使用してトレーニングさせていただくので、選手たちが活躍して田村市に恩返しができるよう、頑張って行きたいと思っております。 このような特別な機会をいただきまして、ありがとうございました。 |
練習会・大会結果報告 >