2018日本ID陸上競技選手権大会 出場

投稿日: 2018/08/06 12:54:25

8月3日~4日の日程で岐阜市メモリアルセンター長良川競技場で開催されました「日本ID陸上競技選手権大会」に7名の選手が出場いたしました。

当協会が出来てから毎年この大会には選手が出場しておりますが、7名という人数は過去最多です。

それだけ、選手の皆さんが増えて、練習を頑張って、上の大会を目指せるようになったことは協会としてとても嬉しいことでした。

日本一暑いと言われる岐阜県での開催。

大会日程と同じ日程でインターハイと長良川花火大会があり、宿泊場所は名古屋ということで、移動時間や体力を考えながらの参加となりました。

3日は会場でアップをしましたが、最高気温は40℃になっていたそうです。

大会中も熱中症予防のための対策を取り、選手もスタッフも水分補給をこまめにし、体調不良にならないよう心がけました。

移動には新幹線、電車、地下鉄、バス、タクシーの交通機関を利用し、切符の買い方や車内でのマナーも経験できました。

生活面では、スケジュールを考えて動くこと、それぞれの部屋での過ごし方、持ち物の管理、食事の取り方など、選手に伝えつつスタッフも勉強になった有意義な大会でした。

今大会は初出場の選手は緊張したと思いますが、全国障害者スポーツ大会での経験をきちんと生かしており、招集から競技を終えて戻ってくるまで集中して出場して来ました。

緊張感のある会場で、全国レベルのレース、パフォーマンスを体感できたこと、きっと今後の目標に繋がると思います。

今まで出場してきた選手も、昨年の大会よりレベルが上がった中で全力を注いでいました!!

1位と2位でフィニッシュした選手を見た時は「まだまだ記録が伸びる」と思いましたし、表彰台のてっぺんで笑顔を見た時は「また練習して来年も出場だ」と思いました。

チームとしてメンバーが揃い、初出場したリレーでは、3人が完璧にバトンを繋いで、4走目の選手にバトンを託し、先頭でスタートを切った時は全員で祈るように応援しました。

最後まで精一杯の力を出して闘って、ゴールまで走った選手を見て「よく頑張った!!」と思いました。

メンバー最後のレースでは全員で応援し、今まで前の選手の背中しか見ていなかった選手が前の選手を追い越す成長を見ることができてコーチ陣は大変喜びました!!

今大会では7名の選手とスタッフがチームになって、お互いを支えたり、励ましたりできた、とてもいい大会だったと思います。

これからの選手の皆さんの成長が楽しみです!!

以下、記録です。

女子 やり投 決勝

曲山 寿江 13m69 第3位

女子 砲丸投 決勝

曲山 寿江 4m72 第4位

男子 1500m タイムレース 3組

佐藤 光 5′09″47

男子 5000m タイムレース

佐藤 光

※酷暑のため中止となりました。

男子 100m タイムレース 3組

七海 竜也 12″03 第1位

鈴木 拓実 12″22 第2位

男子 やり投 決勝

武田 和也 31m65 第1位

男子 200m タイムレース 1組

加賀田 広樹 25″51 第6位

男子 200m タイムレース 4組

鈴木 拓実 25″19 第2位

七海 竜也 25″59 第3位

男子 4×100m タイムレース 3組

七海竜也・鈴木拓実・加賀田広樹・桑折洋也 50″18

以上の結果となりました。

たくさんの応援、ありがとうございました。

日本知的障がい者陸上競技連盟ホームページに詳細が記載されていますので、ご覧下さい。